マスカサーティーン

【味の特徴】

シャインマスカットの改良品種。
シャインマスカットの良い部分を継承しつつ、皮がさらにおいしくなっている。もはや、皮のみを食べてもおいしいと感じるほど。
食感は柔らかく、プルプルしたゼリーを食べているかのよう。
食べなくとも房から甘い香りがするので、房売りの新鮮なものを購入された方はぜひ嗅いでみて欲しい。
粒もシャインマスカットより大きく、非常にお勧めの品種。
2024年はリピート率が他のぶどうに比べて非常に高かった。

【おすすめの食べ方】

常温で房の香りを楽しんだ後、冷蔵庫で冷やして新鮮なうちにそのまま食べていただきたい。
特にシャインマスカットより皮がおいしくなっているため、意識しながら食べ比べると楽しい。
なお、粒がシャインマスカットよりも多少柔らかいので、同時に購入した場合はこちらを先に食べるとよい。

【栽培特性】

樹勢は強いが、シャインマスカットと比べると少し落ち着いている。黒とう病への耐性は相変わらずなので生育期間中、常に気に掛ける必要がある。また、粒にうどんこ病が稀にでる。
2~3年目の若木は粒が大きくならないが、4年目以降、急に大きくなりだす。
着粒は非常に良いため安心できるが、良すぎるために摘粒が大変。
萌芽が遅く最序盤は樹勢が弱いように見える。しかし展葉4枚ごろから急に強くなり、そのあとは他の品種を追い越すほど。
落葉が当園では一番遅く、完全に落ちるのを待ってから剪定すると大雪の時に棚が倒壊しそう。12月にはこのぶどうとのチキンレースが毎年開幕する。

※味の特徴は園主の主観です。
※おすすめの食べ方が他にある場合はぜひ教えてください。
※栽培特性は当園での特性を記載しています。ぶどうの特徴は天候、地質、周辺環境、栽培状況など様々な要因で変化します。

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