手がぷるぷる芽傷入れ

手がぷるぷる芽傷入れ

先日、息子のスポ少の打ち上げがありました。
お疲れさまの乾杯。

そんな中、
ふとこんな言葉を聞きました。

「AI全盛期の今だからこそ、人の言葉には力がある。」

文章校正も相談もAIがこなす時代。
それは知っている。
でも、“人の言葉に力”って、どういうことだろう?

その場ではうなずきつつも、
心の中ではちょっと引っかかっていました。


おすすめされた一冊

その流れで勧められた本が、
俵万智さんの『生きる言葉』。

歌人(短歌)の本
……短歌?

正直に言います。
自分では絶対に手に取らないジャンル。

「きっと理解できないだろうな」
と思いながら読んでみました。


あれ?けっこう面白い。

読んでみると、意外にもスラスラ。

俵万智さんの短歌は話し言葉が多く、親しみやすいとのこと。

確かに、途中に挟まれる短歌がちゃんと理解できる。

むしろ、
「ああ、わかる。」
と共感できる。

気づけば一日で読了。


短歌って、写真で、動画で、日記だ

読んでいて思いました。

短歌って、

・写真みたいに情景が浮かぶし
・動画みたいに前後の流れも想像できるし
・その時の気持ちを閉じ込めた日記でもある

しかも時間が経って読み返すと、解釈が変わる。

あのときは悲しかった言葉が、今読むと少し愛おしく思えたり。

この“解釈で変わる”感じが、
『生きる言葉』というタイトルに
ぎゅっと詰まっている気がしました。


私は単純なので、新聞の短歌も見るように

感化されやすい私は、
翌日から新聞の短歌欄もチェック。

……が。

新聞の短歌はちょっと高尚。

「うーん、深い…のか?」
と首をかしげながら読む日々。

でも思いました。

人の詠んだ短歌をちゃんと味わえて、
自分でも詠めるようになったら、
人生ちょっと豊かかもしれない。


そんなことを思いながら、畑へ

短歌にちょっと後ろ髪をひかれつつも、
ぶどうは待ってくれません。

今日の作業は——
芽傷入れ。


ぶどうは1年で2m伸びる

ぶどうは、基本的に
1年で約2m枝を伸ばします。

そのままにしておくと、
先端ばかり芽が出てしまう。

するとどうなるか。

収穫量が減る。

だから、
専用のハサミで芽の上に傷を入れていきます。

この傷によって、
先端で生成されるオーキシンの影響が弱まり、
各芽が均等に動き出す——

……という、
専門的な話はさておき。

とにかく、
一本一本、地道に傷を入れる。


手がぷるぷる

この作業、地味ですが、
とにかく手がぷるぷるします。

同じ姿勢で、
同じ動き。

ぷち、ぷち、ぷち。

枝一本一本に、
「今年も頼むぞ」と
小さな祈りを込めながら作業を進めます。

だいぶ支離滅裂な日記になってしまいましたが、、
おいしいぶどうが実る未来を信じて、
今日もぷるぷるしながら
作業に励んでいます。

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