摘粒は難しいという話
2回目のジベレリン処理が終わるころ、ぶどうの房の粒を減らす摘粒という作業を行います。
この作業によって、粒を制限し、大粒で割れないぶどうをつくるわけですが、、、
これが難しい!
教科書通りにいかない!わけです。
例えば、こちらはマスカサーティーンの摘粒前後
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ほとんどの実が着果しているため、ハサミをなんどもなんどもなんども入れて粒を抜いていきます。
この品種はすぐに粒が大きくなるので、摘粒が遅れると大変なことに、、、恐ろしや。
こちらはバイオレットキング様
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摘粒前はこせいてき~!
軸が硬いので粒が素直に下がらず、好きな方向にムキムキ成長。
しかもこいつは、一粒が30gに達することもあるほど(巨峰は大きくても15gくらい)巨大になる品種。
さらに、軸が伸びないので、普通の感覚で摘粒するとみっちみちのムッキムキになったあげく割れます。
なので、他のぶどうと比べて粒の数を半分ほどに抑えます。
こんな感じで、品種ごとに特徴は様々。
加えて、房ごとにもさまざま。
ひと房ひと房に向き合いながら、おいしいぶどう作り頑張ります!
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