家庭でぶどう栽培を始める前に!~屋根ありか?屋根なしか?~

家庭でぶどう栽培を始める前に!~屋根ありか?屋根なしか?~

おうちでぶどうを収穫出来たら、、、
ぶどう食べ放題をおうちでできたら、、、

サイコーですよね?
(私のぶどうとのかかわりも、最初はそんなスタートでした。)


ですが、ぶどう栽培は果樹の中でもけっこう難易度が高く、自分の目的に合ったやり方をしないと収穫までいけないことも、、、
そんなわけで、家庭でぶどう栽培をする前に何を考えればいいのか?これをテーマに少し考えてみたいと思います。
(季節ごとの作業については自分で調べてネ!)

まずは”屋根なしか?屋根ありか?”
よーするに、雨をさえぎる設備のあり無しです。

家庭でぶどう栽培を始める前に!リンクまとめ
①屋根ありか?屋根なしか?(本記事)
②地植えか?鉢植えか?
③ぶどうの品種が違うとなにが変わるの?


【屋根ありか屋根なしか】
どちらを選ぶかによって、病気への対策が大きく変わってきます。
ぶどうの病気はほとんどが雨に当たることによって感染・伝播していくもの。
なので、雨を遮ることのできる屋根があれば、薬量をかなり減らすことができます。

どれくらいかというと、、、
まず”ぶどう 防除暦 露地”で検索してみてください。
(露地は屋根のないところで栽培してますよ~ということです。)
屋根なしでぶどうを栽培する場合は、これだけの回数農薬を使う必要があります。
もちろん、家庭菜園の場合はポイントを絞ることで回数を減らすことができますが、それでも大変です。
屋根がない場所でぶどう栽培を考えている方は、これができるかどうか、、、まず考えてみてください。
(ちなみにぶどうは結実後袋掛けするので、実に薬が当たる量はかなり少ないです。また、すべての薬が当たったとしても、健康上問題ありません。いちおー言っておきます。)

んじゃ、屋根ありならどれくらい減らせるの?というところですが、雨が全く当たらないのであれば無農薬栽培でも収穫できる可能性が出てきます。(丁寧にしたい方は、うどんこ病と袋掛け前の防虫にだけ対策しましょう。)
もちろん多少病気になったり、虫に食べられたりはしますが、おうちで食べる量くらいは確保できるはずです。

よって、少しでも手間をかけたくないな、、、という方ほど、屋根ありの条件で栽培を始めてください。

特に、はやりの大粒ぶどうは全部病気に弱いです。全部です。
屋根なしの場合は対策をしたとしても病気になります。

次回のテーマは、地面に直接植えるか、鉢植えか。乞うご期待!

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