家庭でぶどう栽培を始める前に!~地植えか?鉢植えか?~
家庭でぶどう栽培を始める前に考えて欲しいことシリーズ②!
今日は、”地植えか?鉢植えか?”です。
家庭でぶどう栽培を始める前に!リンクまとめ
①屋根ありか?屋根なしか?
②地植えか?鉢植えか?(本記事)
③ぶどうの品種が違うとなにが変わるの?


←地植え 鉢植え→
それぞれメリットとデメリットがあるのでまとめてみます。
<収穫量>
圧倒的に地植えの方が多くなります。
地植えの場合は50房~2,500房(多すぎ!)
鉢植えの場合は写真の大きさで2~3房が限界。
鉢植えでも土の量を増やせば収穫量を増やすことも可能ですが、、、
写真より大きい鉢にすると移動させることが難しくなってきます。
<作業量>
地植えの場合は収穫量が多くなるにしたがって作業量が増えます。特に6月は毎日早起き必須です。
鉢植えの場合は収穫量も少ないので出勤前に、3分ほど時間をかけてあげれば十分です。
<栽培難易度>
雨を避ける屋根があるという前提ですが、地植えはかなり難易度が低くなります。
鉢植えの場合、朝と夕方の水やりや肥料コントロールが必要になります。失敗すると、最悪枯れちゃうことも、、、
ぶどうは病気対策さえできればとても強い果樹なので、地植えはそういった面では気楽です。
<栽培面積>
鉢植えの場合は見た通りです。
問題は地植えの場合。
栽培面積は少なくとも30㎡の面積が必要になってきます。
(この面積でもかなり狭い)
理想を言えば、ぶどう樹1本に対して50㎡です。
面積が足りないと、枝の勢いが強くなり、手間が増え、房の形も整えづらくなり、糖度も上がらない、という負のスパイラルに。(品種や土壌条件にも左右されますけど)
<設備>
鉢植えは見た通り。思い立った日にホームセンターに行けば始められます。
地植えの場合は、、、ぶどうを這わせる棚が必要になります。
※地植えの棚は強風対策が必要です。ぶどうの枝がぶどう棚全面を覆った状態で台風が来るとかなりの力がかかるので、、、
まとめると、
地植え→収穫量が多いけど、作業量が多く栽培面積を広く取る必要があります。
鉢植え→手軽に始められるけど、収穫量が少なく高難易度。
ご自身の環境に合わせて考えてみてください♪
次回のテーマは、”ぶどうの品種が違うと何が変わるの?”です!
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