ぶどう農家はスロースターター?

ぶどう農家はスロースターター?

富山県は、水田率が日本一。

なんと、農地の約95%が水田。
見渡す限り、田んぼ。

つまり——
富山県は
農家=水稲農家
と言ってもいいくらいの地域です。


水稲農家の春は早い

雪が消えたなぁと思ったら、
すぐに始まる田おこし。

トラクターの音が、あちこちから聞こえてきます。

4月下旬になると、
早いところではもう田植え。

「春が来た=忙しい」

そんな雰囲気が、
地域全体に広がります。


では、ぶどう農家は?

一方、イノハラぶどう園。

ぶどうはというと——
やっと芽が出てきたところ。

今の主な仕事は、

・芽の状態を観察
・ハウスの点検
・スタッフ休憩所の準備

などなど。

やることがないわけではないけれど、
周りの農家さんの忙しさと比べると、
どこかのんびり。


ぶどう農家はスロースターター

というわけでこの時期は、

周りの農家さんが
全力で田んぼに向かう中、

その横で
ぼちぼち仕事をするぶどう農家。

ちょっとだけ、
不思議な気分になります。


急いでも、いいことはない

就農して4年目。
前職を辞めてから5年目。

この間でひとつ、
強く感じるようになったことがあります。

それは——

農業は、急いでもいいことがない。

前職では、
人が動けば仕事はいくらでも増やせる。

「とにかく動くことが正解」
そんな世界でした。

でも、農業は違う。


主体は“人”ではなく“ぶどう”

農業の主役は、人ではありません。

植物。

ぶどう農家であれば、
ぶどうの樹。

人がどれだけ頑張っても、
ぶどうのペースは変わらない。

芽が出るタイミングも、
成長のスピードも、
すべて樹が決める。


ゆっくりも、全力も、ぶどう次第

この考え方は、
ゆっくりな今の時期だけではありません。

繁忙期も同じ。

人が疲れても、
ぶどうは待ってくれない。

だからこそ、

ゆっくりするときはゆっくり。
動くときは一気に動く。

すべては、
ぶどうに合わせる。


周りはもうフルスピード。

ぶどう農家は、まだ助走中。

でもこの“スロースタート”も、
ちゃんと意味がある。

繁忙期は、もうすぐそこ。

今年もぶどう栽培、
しっかり楽しんでいきます。

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